2012年、長崎県対馬市の観音寺から仏像が盗まれて、そのあと韓国で見つかりました。韓国のプソク寺は2016年、仏像を保管している韓国の政府に「これは日本人が昔、私たちの寺から盗んだ仏像なので、返してください」と言って、韓国で裁判が続いていました。
2017年、裁判所は「仏像をプソク寺に返しなさい」と言いました。しかし、次の裁判では「仏像は長崎県の観音寺の物で、プソク寺に渡すことはできない」という判決になりました。
そして26日、最高裁判所が「日本の法律では、観音寺が法人になって20年が過ぎた1973年から、仏像は観音寺の物です」と言いました。
観音寺の人は「早く仏像が戻って、対馬の皆さんに安心してほしいです」と話しました。